昨日のバーニー・ケッセルのを読み返してみて、あまりの内容の酷さに驚愕しました。
しかし、改善はされることはないと思います。良い蚤だもの。 そんなわけで、ケニー・バレルです。 ケニーバレルは、バーニー・ケッセルに比べて、より濃ゆくてブルージーです。 バーニー・ケッセルが黄昏どきだとすると、ケニー・バレルは真夜中です。 バーニー・ケッセルがミラーボールだとすると、ケニー・バレルは青とか赤の薄暗い間接照明です。 そして、バーニー・ケッセルと同様、「こういうギターを弾いてみたいなあ」と思わずにはいられないギタリストのひとりです。 Live at the Vanguard ギター、ベース、ドラムによるトリオでのライブ盤。 ケニー・バレルの中では、良い蚤の一番のお気に入りです。 ギタートリオなので、ケニー・バレルのギターが充分に味わえる一枚です。 At The Five Spot Cafe ちょっ・・・ジャケットは細川俊之ですか!? この顔は少しばかり怖いです。 でも音はかなりカッコイイです。 ギター、ベース、ドラムに加えピアノとテナーが入っていて、いい雰囲気です。 日曜の昼間にリビングで聴くのはどうかと思いますが、深夜にひとりウィスキーなんぞ飲りながら聴いてみたいもんですなあ。 Kenny Dorham / Round About Midnight At The Cafe Bohemia ケニーバレルのリーダーアルバムではありませんが、これもお薦め。 ギターはソロのみで、リズムプレイとかコードソロ的なものはあまり聴けないのですが、トランペットとテナーサックスが無茶苦茶カッコイイですね。 もちろんケニーバレルのソロも申し分ないです。 2枚組、2時間に亘って熱いハード・バップを堪能できます。 お腹一杯っす。 Midnight Blue 'Round Midnight これも大変評判が良いアルバムです。 個人的にはVillage VanguardやFive Spot Cafeの方がお気に入りですけど。いまのところは。 ちなみに、まだご存命だそうです。(1931年生まれ)
by bad_flea
| 2007-07-13 20:52
| JAZZ
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